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    飲茶教室
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日経新聞のニュース 百日ぜき 成人病患者急増
 
中国伝統医学の観点から
 
春の風邪は「温病」に属する
 
「温病」に対して「傷寒病」があります
 
「傷寒病」の症状は発熱、悪寒(寒気を感じる)、貧乏人の病気とされている
 
に対して、「温病」の症状は、発熱は同じですが、寒気を感じない、冷たいものを食べたがる。
「福人病」と言われています。

昔中国「江南」の裕福地帯に多い病気で、有名な温病学者もこの地方の出身です。
 
「温病」の怖さは、経絡でなく、いきなり内臓、まず肺が侵されます
 
あの世間を騒がせたSARSも「温病」

なぜ「温病」にかかってしまうの?
 
原因の一つは、冬の不養生

「故蔵於精者、春不病温」
 
「黄帝内経」(中国伝統医学の古典)に
冬の過ごし方、いかに春の発病に影響を与えるかを明記してあります
 
ここの「精」とは骨髄、血液、リンパ液、汗等々体内正常な水分のことを指す
 
これらの大本は「腎」なので、「腎精」とも言います。

夜更かし、食べ過ぎ、冬のホットヨガ、岩盤浴などは体内のエネルギー(腎精)が消耗されます

冬の運動と入浴は少し汗ばむ程度にしておくと良いでしょう
 
 「春生、夏長、秋収、冬蔵」、自然の法則
 
冬は「蔵」、体内のエネルギーを蓄える季節です
 
自然に逆らわない
 
私が2年前の春頃から悩まされていた微熱と咳

原因は、その年冬の、マレーシア旅行かもしれません
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プロフィール
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Happy Panda
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女性
自己紹介:
神奈川県横浜市在住。中国北京出身。1992年来日。夫が上海赴任中に中華料理を学ぶ。中医栄養学(伝統中国医学に基づく栄養学)を日本料理と結びつけるため、現在、江戸会席料理を勉強中です。自宅で飲茶教室を主宰。
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