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    飲茶教室
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一段と寒くなりましたね
のんびりと冬仕度する日


頭痛の話をします
私はたま~にしか頭痛しない人ですが
いま原因不明の頭痛が増えているようですね

中医学の観点から考えてみようと思います

私たちの体に”気”の流れる道、「経絡」があります

地球で言えば、川のようなものです

頭痛の原因は頭部にあると思われがちですが

実は頭部を通る経絡は「胆経」、「膀胱経」、「三焦経」などがあります

つまり、頭痛の原因はこれらの経絡に「邪気」が入ったり

「気血」の流れに滞りが生じていることが考えられます


私は冷たい風(特に後ろから来る風)を浴びた後に頭痛になることがあります

自己分析ですが、「膀胱経」に「風邪」と「寒邪」に侵され

「膀胱経」は後頭部を通っているため、それが頭痛の原因と考えています。


「胆経」も後頭部と耳の周りを通っているため

耳鳴りを伴う頭痛は、「胆経」に頭痛の原因があると考えてもよい

中医学の名言

「不通則痛、通則不痛」

気血の循環が滞ると、痛みが生じる
気血の循環がスムーズになれば、痛みが解消

冬の「風邪」は、「風邪」と「寒邪」」が背中側から入り、風邪の原因になることがありますので
足元、背中、冷えないように温かく過ごしたいですね











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DSC01155.jpg

























2週間ほど前の円覚寺。いまはもう少し色づいているでしょう。

自然界の陰陽はつねに変化ています。
そろそろ11月に入る今は
陽が地下に潜り、陰は地上で成長して行き、冬至にピークを達します。

自然界と同様、私たちの体内にも陰陽の変化が起きてます。
夏の間に体表にあった陽気が、寒い冬に内臓を守るために体内に戻ります。
なので、いまの時期から、手足が冷たくなる人がいます。

「血液力」という本を読み始めました。
「自然とともに生きる」という良い言葉がありました。

食事だけでなく、秋と冬の間に就寝時間を少し早める
お風呂は汗ばむ前に上がる
等々

ひとつ意外なことに
冬のアイスクリームはOK!
なぜなら、アイスは冬の自然界にあるもの
体内に戻った陽気が内臓を守ってくれていますから。
私のおばあちゃんは、冬に凍らした柿が大好物でした。

この冬の楽しみはアイスクリーム






 


電車の中や、デパートの冷房が寒すぎます

生理が始まりそうで、始まらない、濃い茶色の出血がある

いつもよりちょっと重く感じる、、、

この時に、おススメのお茶は→バラ紅花茶
(左:紅花 右:バラのつぼみ)RIMG0131.jpg








 

 








バラ:体を温める性質を持ち、辛味・甘味と少し苦味があります。脾・肝に作用しやすく、気血の流れをよくし、生理痛を緩和します。

紅花:体を温める性質を持ち、辛味があります。心・肝に作用しやすく、血の流れをよくする

バラや紅花は紅茶と組み合わせると温める効果を高めます。

お好みで蜂蜜でどうぞ!
 


日経新聞のニュース 百日ぜき 成人病患者急増
 
中国伝統医学の観点から
 
春の風邪は「温病」に属する
 
「温病」に対して「傷寒病」があります
 
「傷寒病」の症状は発熱、悪寒(寒気を感じる)、貧乏人の病気とされている
 
に対して、「温病」の症状は、発熱は同じですが、寒気を感じない、冷たいものを食べたがる。
「福人病」と言われています。

昔中国「江南」の裕福地帯に多い病気で、有名な温病学者もこの地方の出身です。
 
「温病」の怖さは、経絡でなく、いきなり内臓、まず肺が侵されます
 
あの世間を騒がせたSARSも「温病」

なぜ「温病」にかかってしまうの?
 
原因の一つは、冬の不養生

「故蔵於精者、春不病温」
 
「黄帝内経」(中国伝統医学の古典)に
冬の過ごし方、いかに春の発病に影響を与えるかを明記してあります
 
ここの「精」とは骨髄、血液、リンパ液、汗等々体内正常な水分のことを指す
 
これらの大本は「腎」なので、「腎精」とも言います。

夜更かし、食べ過ぎ、冬のホットヨガ、岩盤浴などは体内のエネルギー(腎精)が消耗されます

冬の運動と入浴は少し汗ばむ程度にしておくと良いでしょう
 
 「春生、夏長、秋収、冬蔵」、自然の法則
 
冬は「蔵」、体内のエネルギーを蓄える季節です
 
自然に逆らわない
 
私が2年前の春頃から悩まされていた微熱と咳

原因は、その年冬の、マレーシア旅行かもしれません
 

新宿御苑の紅葉。

紅葉は「香」がするような気がします。
青葉と違った特独の「香」、特に銀杏。
 
ある説によりますと、それは発酵の「香」です。
葉っぱは自分自身の酵素で発酵を起こし紅葉となる

ほかに、自分自身の酵素で発酵を起こす身近なものと言えば、、、
紅茶と烏龍茶です
 
中医学的考えですが発酵時、特独の「香」は腎臓に良い
 
腎臓は「腎精」(じんせい)が蓄えてあります。
「腎精」とは、体内のエネルギー
地球で例えると石油のような存在です。
「腎精」は親から受け継がれるもので
「先天の本」とも呼ばれてます。

「腎精」の役目は何ですか
その一、私たちは毎日いろんなものを口にしますね
その食べたものが消化され、私たちの血液、肉となる
この過程で「腎精」が消耗されます。
白髪は「腎精」が消耗されて体外での現れとなります。

ということは、「腎精」は毎日消耗されています
どうやって補充されるかと言いますと
脳髄によって補充されます。
脳髄が脊椎に沿って「腎精」がつねに補充されます
そのピークは女性28歳、男性は32歳と言われてます。
 
ピークがすぎると「腎精」が補充される量が減っていきます。
なので、効率よく「腎精」を使いたいですね
 
穀物、野菜、魚、肉を消化するには一番少なく、「腎精」が消耗されるのは穀物です。
穀物の香を感じ、おいしく食べることは健康な証拠です

それから、もう一つ「腎精」を効率よく使うのを助けてくれるのは発酵食品です。
例えば、味噌、納豆、魚の粕漬け、ぬか漬け、ハム、、、
自分の好物がありました?(笑)

話は難しかったですか
毎日の献立を考える時に、あるいはレストランで注文する際に一つの参考になればと思います。
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プロフィール
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Happy Panda
性別:
女性
自己紹介:
神奈川県横浜市在住。中国北京出身。1992年来日。夫が上海赴任中に中華料理を学ぶ。中医栄養学(伝統中国医学に基づく栄養学)を日本料理と結びつけるため、現在、江戸会席料理を勉強中です。自宅で飲茶教室を主宰。
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