忍者ブログ
    飲茶教室
[6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

P1010868.jpg
















爽やかな初夏

用事があって、日本橋へ

日本橋はオフィス街に伝統ある老舗も並び、、、

”味”のある街

日本橋三越にIOZENが去年オープン

薬膳料理の店です

薬膳カレーうどんを注文しました。

カレーの上に、菊の花びらが散らしてあって

トッピングは、松の実、クコの実、くるみ

香辛料がきいてますが、辛くない

とにかく、おいしいカレーうどんでした

カンター席があって、気楽に一人ランチ



 


PR

日経新聞のニュース 百日ぜき 成人病患者急増
 
中国伝統医学の観点から
 
春の風邪は「温病」に属する
 
「温病」に対して「傷寒病」があります
 
「傷寒病」の症状は発熱、悪寒(寒気を感じる)、貧乏人の病気とされている
 
に対して、「温病」の症状は、発熱は同じですが、寒気を感じない、冷たいものを食べたがる。
「福人病」と言われています。

昔中国「江南」の裕福地帯に多い病気で、有名な温病学者もこの地方の出身です。
 
「温病」の怖さは、経絡でなく、いきなり内臓、まず肺が侵されます
 
あの世間を騒がせたSARSも「温病」

なぜ「温病」にかかってしまうの?
 
原因の一つは、冬の不養生

「故蔵於精者、春不病温」
 
「黄帝内経」(中国伝統医学の古典)に
冬の過ごし方、いかに春の発病に影響を与えるかを明記してあります
 
ここの「精」とは骨髄、血液、リンパ液、汗等々体内正常な水分のことを指す
 
これらの大本は「腎」なので、「腎精」とも言います。

夜更かし、食べ過ぎ、冬のホットヨガ、岩盤浴などは体内のエネルギー(腎精)が消耗されます

冬の運動と入浴は少し汗ばむ程度にしておくと良いでしょう
 
 「春生、夏長、秋収、冬蔵」、自然の法則
 
冬は「蔵」、体内のエネルギーを蓄える季節です
 
自然に逆らわない
 
私が2年前の春頃から悩まされていた微熱と咳

原因は、その年冬の、マレーシア旅行かもしれません


RIMG0501.jpg














油揚げは福袋のように、いろんな具材が入ってますね。生麩、にんじん、きくらげ、しらたき、ゆりね、グリンピース。もっと具材を詰めたかった、、、(笑)

RIMG0504.jpg




















「福袋」をいっぱい詰めたら、封をして、かんぴょうできつく巻いて結びます。


RIMG0509.jpg
 

 

 

 

 

 

 

 

 


煮汁で15分ほど煮込んで、味をしみ込ませます。食べやすいように、半分にカットして、器に盛り、きぬさやを添え、汁を張ったらできあがり~!
 


RIMG0023.jpg















七草粥を作ってみました。七草と言っても、セリしか入ってない「一草粥」です。

おかゆはご飯から作り、お餅を入れます。
願い事はかならず「粥柱」と言って、お餅を入れるそうです。
春の七草粥は一年の邪気をはらい、無病息災を願います。

RIMG0028.jpg




















 

せりは保温、発汗作用が備わっており
体を底から温めてくれるため、冷え性の改善には効果的です。

そして、せりは肝臓と心臓の病気を予防する効果もあります。

 


P1010750.jpg






















教室で習った料理を練習します。

弦月大根は、輪切りにした大根の端を落とすことで上弦の月を表しています
これから満ちていく上弦の月を縁起のいいものとして日本人は(中国人も)好んできました

大根の味付けは10分煮て、5分休むことを3~4回繰り返すことによって、色も味もしっかりつくそうです。

肉団子は豚肉を使用。
大和芋を入れたことによって、ふわっと柔らかい食感に仕上がります

野菜は水菜を使ってます。

 <大和芋>

性味:性平、味甘(性平:体を温めることもなく、冷やすこともないため、常食可)

帰経:肺、脾、腎

効能:色白入肺、味甘入脾、液濃滋腎、寧嗽定喘(「医学衷中参西録」により)

色白入肺→色白の食材は肺を補う。肺が乾燥しやすい秋にはおすすめの食材です

味甘入脾→味の甘い食材は脾臓(小腸含む消化器系)を強くする

液濃滋腎→粘り濃い食材は腎臓を潤す。腎精を閉じふさがる効能を持つため、腎臓結石、尿路結石の人は食べすぎないように。逆に、頻尿の方には取っていただきたい食材です。

寧嗽定喘→咳やぜんそくを改善する





 

 

 

カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
Happy Panda
性別:
女性
自己紹介:
神奈川県横浜市在住。中国北京出身。1992年来日。夫が上海赴任中に中華料理を学ぶ。中医栄養学(伝統中国医学に基づく栄養学)を日本料理と結びつけるため、現在、江戸会席料理を勉強中です。自宅で飲茶教室を主宰。
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]