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    飲茶教室
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さくらんぼ(桜桃)の季節に
まやんちでサクランボのクラフティを作りました

「クラフティ」とは、フランスのリムーザン地方(さんくらんぼの産地)の伝統的な名物菓子です。

タルト生地(パートシュクレ)の中に、旬のさくらんぼを並べ、卵、牛乳、生クリーム、砂糖などを混ぜたもの(アパレイユ)を流し込み、焼き上げたプリンのような家庭的で素朴なお菓子です。

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タルト生地を作る。


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タルト生地に、種を取ったさくらんぼを並べ、
アパレイユを流し込み、40分で焼き上がり!


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試食タイム。お茶は台湾のお茶、東方美人
生地はサクサク、おいし~

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余ったアパレイユにバナナなどのスライスを入れ、30分焼いたココット。冷蔵庫で冷やして召し上がっても良いだそうです。


 

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(明月院・紫陽花)

「五行」の「土」の話

土は植物・農産物・動物などすべての生物が誕生し、育ち、生活する基盤である

中国の中原地方(現在河南省黄河中流地方・ほぼ中国の中央部)は雨により適度な潤いがもたされ、寒くなく暑くもなく、農作物はよく育つ

脾と胃は、身体の中央部に位置し、食べ物を消化吸収し、体に栄養を与え成長させるので、「土」に属する

中医学の「脾」は脾臓、膵臓、小腸などを含む

四季の真ん中にある梅雨も「土」に属する、中医学では「長夏」と呼ばれる。

他に「土」に属するものは

湿、中、黄、甘、口、肉、唇、涎、思などがある

唇の色から脾と胃の健康状態がわかる。

子供の消化機能が弱い場合や、老人の消化機能衰退している場合、涎が口から漏れることがある

思い込み、憂いすぎると、脾胃の機能に影響する

甘いものをたべすぎると「脾」を傷める

消化吸収活動を保つため、「脾」は乾燥を好み、湿気を嫌う

なので、梅雨のこの時期から夏にかけて、消化器官が弱くなる

黄色いものは消化器官によいらしい

例えば?

かぼちゃ、、、











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(明月院・花菖蒲)

「五行」中の「」の話。

のイメージは、熱い、炎上、明快など

夏は暑く、南方から吹く熱い風

植物がどんどん成長し、花が咲き、農作物・果実が実を結び始める

心は臓器の中で最も喜ぶことを好み、暖かいので、火に属する

に属するものをまとめてみると

夏、南、暑、赤、苦、心、小腸、舌、脈、顔、汗、喜など

心臓の状態が良いと

顔色がよく、明るい表情が現れる

舌質は薄いピンク、動きが順調、味覚が正常、言語が流暢

喜ぶことは心の働きにプラスになるが

大喜びし過ぎると、心気(心の働き)を緩めてしまうこともある

次回は「土」の話。






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(夏椿? 明月院付近)

中国古典医学の「五行」とは、木、火、土、金、水の五つの物質を指す。

自然界と人体のすべての物事は五つのグループに分類される。



木には成長、伸びるという特徴がある。自然界の中でこの特徴をもつものはすべて木に属する

例えば、春になると東風が吹き、草木が緑になり、新芽が出る

なので、春、東、風、生、青に属する

内臓の肝はうつ状態を嫌い、伸びやかなことが好むので

に属する

さらに、肝に関係するもの、酸(味)、胆、目、涙、筋(すじ)、爪、怒に属する。

肝臓は良い状態ですと、目がよく見えるし、爪はつやがあって美しい、、、

適度な怒りは肝臓の機能をよくするが、怒りすぎやうつ状態は肝臓を傷める。

昔、高度の医療機器のない時代に、体表に現れる現象を観察し、各内臓の生理機能などを研究する学説が発達していた

次回は「火」の話。









どんよりした空、勉強が進まず、気分転換で八景島へ散歩。
四季を感じさせてくれるのは八景島の花々、、、

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プロフィール
HN:
Happy Panda
性別:
女性
自己紹介:
神奈川県横浜市在住。中国北京出身。1992年来日。夫が上海赴任中に中華料理を学ぶ。中医栄養学(伝統中国医学に基づく栄養学)を日本料理と結びつけるため、現在、江戸会席料理を勉強中です。自宅で飲茶教室を主宰。
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