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シンプルに暮らしたい私、実は考え違いがありました。この本を読んで初めて気つきました。
シンプルに暮らすとは、物を捨てることではない、物を大切にすること。物を捨て、自分の家に物が減りきれにになったが、ゴミが増えてしまう。
なぜ私たちの暮らしにはこんなに物が氾濫しているのでしょうか。「戦後資本主義経済のもと、使い捨て時代到来する。作って、売って、捨てる。その循環の中に私たちの暮らしが組み込まれている。使い捨ての輪をどこかで断ち切らなければ、とてもシンプルライフはできない。」
「シンプルに暮らすためには、あるものを減らすことももちろんですが、「根」を絶つことが、まず大切である。」生活に少し不便を感じてもすぐ買わない。本当にいいものとか必要なもの以外は買わない。「その根を絶たない限り悪循環である。」
そして、物の命を使い切ること。戦争や物質不足時代を経験された方々は、物一つひとつを大切に使う習慣と知恵が身に付いてます。自分の周りにはそういう方がきっといらっしゃるでしょう。見習いたいものです。それから、着物や茶室、生け花など日本の伝統文化にもシンプルに暮らす知恵やヒントが生きています。持たない暮らしで物のありがたさがわかるはず。
暮らしの豊かさは物だけで測れません。物で満たされた心は長続きしない。でも、例え一冊のよい本は長く心に残り、一生の財産になるかもしれません。
私は読み終わった雑誌を、どんな雑誌を買ったらいいかわからない中国人友達に送ることにしています。着そうもない洋服を近所で発見したリサイクルショップに持っていく。
寄付するということで、洋服はしみついても、汚れていても引き取ってくれるそうです。
その他寄付先一覧⇒www.f4.dion.ne.jp/~g-and-k/kihu1.htm
一時必要となるものはレンタルを活用したいと考えています。
物だけでなく、情報氾濫時代でもある。テレビ、新聞、パソコン、、、マルチメディアで便利になった分、情報が交差、氾濫する。情報を使うか、情報に使わるか、自分次第。人に何を言われようが、自分で考え、自分で判断し、「自分を持つ」ことが大切である。
持ち物はもちろん、考え方や人づき合いもシンプルに、、、